
ウェブサイトの制作に興味はあるけれど、初心者だと具体的に何をしたらいいのか分からないですよね。
どんな知識が必要なのか、どういったことから勉強をすればいいのか迷うはずです。
そこでこのページでは、ウェブサイト制作の初心者向けに必要なスキルや、ITエンジニアにジョブチェンジするためにどういった方法で学んだらいいのかを説明していきます。
どんなウェブサイトを作りたいのかを考える

ウェブサイトの制作をするなら、まずは自分がどんなウェブサイトを作りたいのかを考えましょう。
ウェブサイトにもいくつかの種類があり、何を作りたいのかを明確にすることでどんなスキルを学んだらいいのかが分かるようになります。
ウェブサイトの種類
企業やお店などのサイト
ウェブサイトの種類としては、まず企業やお店などのサイトがあります。
ネット上にあるウェブサイトの中でも一番多くて一般的なため、ウェブサイト制作をするなら、まずはこういったサイトの制作から始めるのがいいでしょう。
ある程度のスキルがあれば誰でも作れるので、初心者のウェブサイト制作の入門としては最適です。
SNS
また、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)という、複数のユーザーが会員登録をしてコミュニケーションができるサイトがあります。
SNSはプログラミングなどの知識がとても重要になり、デザインよりも技術的なスキルが必須です。
一般的なウェブサイトよりも数は少ないですが、高度な技術が必要になるので初心者が制作するには難易度が高くなります。
しかし、こうったSNSが自分で制作できるようになれば、ジョブチェンジする上でもかなり有利になります。
ECサイト
他にもネットショッピングなどのECサイトがあります。
こういったサイトも一般的なウェブサイトよりは数が少ないですが、SNSと同様に複数のユーザーが会員登録をします。
ECサイトの最大の特徴は、そのサイトにある商品を購入できる決算システムで、ネットで自社の商品を売りたいならこのネットショッピングは大変便利です。
しかし、ECサイトについても、高度なプログラミングの知識ないと制作できません。
何万人、何十万人と多くのユーザーが利用できるようなウェブサイトは、様々なスキルが必要になります。
このように、大きく分けるとウェブサイトの種類は3つくらいあります。

ただ、SNSやECサイトは複雑なプログラミングができないといけないので、勉強するにも相当な時間が必要です。
そのため、初心者ならまずは企業やお店などの一般的なサイト制作から始めるのがいいでしょう。
ウェブサイト制作に必要なスキルは何?

実際にウェブサイト制作に必要なスキルは「デザイン」「コーティング」「プログラム」の3つです。
デザイン
「デザイン」とは、その名の通りウェブサイトをデザインします。
画像加工ソフトを使って各ページのデザインを作る作業なので、画像加工ソフトが使えないといけません。
ソフトは数種類あり、かなり高度な加工技術が求められます。
自分で勉強するなら、そういったソフトを購入して覚えるしかありません。
制作会社で働くならクライアントのウェブサイトを制作する場合、まずはデザイナーが画像加工ソフトを使ってデザインプランを複数制作して、クライアントにチェックしてもらいます。
そのため、このデザインがうまくできないと仕事になりません。
コーティング
「コーティング」とは画像加工ソフトを使って制作したデザインを、実際のウェブサイトとして構築していきます。
主な言語としては「HTML」や「CSS」です。
具体的にはレスポンシブという「CSS」を使って、PCやスマートフォンなど様々なデバイスに対応させるように、横幅に合わせてレイアウトが自動で切り替わるようなシステムを作ります。
また、ブラウザによっても見た目が変わってしまうため、すべてのブラウザでチェックをしながら「コーティング」をしていきます。
この「コーティング」がうまくいかないとPCで閲覧した時には問題なくても、スマートフォンで見た時にレイアウトが崩れてしまう恐れがあるため、慎重にレイアウトを作成しないといけません。
プログラム
「プログラム」とは、webにある様々なデータや情報をやり取りする時に使います。
例えば、SNSやECサイトなど顧客の情報をデータベースに保存したり、ウェブサイト上にあるテキストなどの情報を表示したりします。
大規模なウェブサイトになると、いろいろなデータを出し入れすることが多く、「プログラム」が使えると仕事の幅も広がります。
こういったウェブサイトで使う「プログラム」としては、「PHP」や「mysql」「JavaScript」などがあります。
このようにウェブサイト制作に必要なスキルは、仕事内容によっていくつかに分かれます。
単純にデザインをしていきたいなら、画像加工ソフトを使いこなす必要があるし、ウェブサイトとしてレイアウトなどを作りたいなら、「コーティング」を覚える必要があります。
また、デザインやウェブサイトの構築には直接関係がありませんが、データなどを扱って大規模なシステムを作りたいなら「プログラム」ができないといけません。
ウェブサイト制作に必要な作業リスト

ウェブサイト制作に必要な作業リストは、「画像加工ソフトの使い方を覚える」「HTMLやCSSを覚える」「プログラムを覚える」です。
できれば、デザインを作る画像加工ソフトの使い方を覚えるのと同時に、「HTML」や「CSS」などの言語を習得するのがいいでしょう。
何故なら、どちらか片方だと仕事として成り立たないからです。
ウェブサイト制作の仕事は、「デザイン」と「コーティング」がセットになっていることが多くなります。
そのため、両方覚えないとITエンジニアへの転職は難しくなります。
また、「プログラム」に関しては、デザインなどをメインに仕事をしたいのであれば、覚えるのは後回しでも問題ありません。
ITエンジニア専門のスクールもおすすめ
すべての知識を持っていた方が転職でも有利になりますが、初心者がすべてを覚えるのはとても大変です。
自分一人で勉強するのもいいですが、もし不安があるならITエンジニア専門のスクールを受講するのもおすすめです。

ウェブサイト制作についてのまとめ
ウェブサイト制作では様々なスキルが必要になるため、そのすべてを自分一人で覚えるには時間と手間がかかります。
何より初心者であれば尚更大変です。
そういった不安があるなら、どこかで習うのもいいでしょう。
できるだけ時間をかけずに必要な知識を身につけたいのであれば、スクールなどで受講することでスキルを上げられるようになります。