未経験者がIT業界に転職したい!自信が無ければプログラミングスクールの入門編で学ぼう!

経済産業省のレポートによると、IT業界は2020年には36.9万人、2030年には78.9万人の人材が不足するとされています。

そのため、未経験者でも業界は人材を必要としています。

では未経験者がIT業界に転職したい場合、プログラミングをどこで学ぶべきか疑問に思う人もいるでしょう。

そこで今回は、未経験者がどのようにプログラミングを学ぶべきかについて紹介します。

まずはプログラミングの勉強を始めよう!

IT業界は、大学でプログラミングについて学んだようなバリバリの理系人間が求められていると考える人もいるかもしれません。

しかし、実際に働いている人の中には学生の頃は文系出身だったり、理系でも畑違いの学部に在籍していてIT業界については全くの初心者の人も多いです。

そのような人たちでもIT業界で働けるのは、特別な資格が無くても採用してもらえる企業が多数存在するからです。

さらに、採用後に業界に関する知識はOJTなどで教えてもらえるため、未経験者でもさほど心配はありません。

ただし、プログラミングについて全く知識が無ければ働きながら勉強しなければならないため、ある程度のハンディとなってしまうかもしれません。

そのため、未経験者がIT業界に転職したい場合、「まずはプログラミングの勉強を始めよう」と考えるのは大変良いことです。

最先端の分野の第一線で働く人ほどではないにせよ、ある程度は基本的なことを押さえておけば、転職する際に出てくる不安や心配を軽くすることができるでしょう。

何の勉強からすればいいの?

まずは勉強を始める前に、どのプログラミング言語について学ぶのかを決めなくてはいけません。

なぜなら、プログラミング言語は200以上もあると言われていて、需要が無かったり自分の目的に合っていない言語を選んでしまうと、勉強した努力は無駄になる可能性があるからです。

汎用性があって習得がしやすいWebプログラミングを選ぶと良い

例えば、PythonであればAIの分野で使われることが多く、さらに言語がわかりやすいので初心者向けとされています。

CやC++やJavaであれば一般的には大規模なシステム開発で使われていて、汎用性が高い複数のプログラムを再利用できるようにひとまとまりにした「ライブラリ」などが多いという特徴もあります。

全くの初心者過ぎてどの言語を選ぶべきかわからない場合は、汎用性があって習得がしやすいWebプログラミングを選ぶと良いでしょう。

言語としてはRuby・PHP・Pythonなどがありますが、特に人気があるのはPythonです。

勉強をする環境を整える

勉強する言語を決めたところで、次に勉強をする環境を整えましょう。

つまり、自分用のパソコンとネット環境を準備するということです。

ネットカフェや現在働いているパソコンを使おうと考えるかもしれませんが、ネットカフェは時間に制約がありますし、会社のパソコンは私用で使うべきではないでしょう。

そのため、自分用の環境を準備するのです。

PCをプログラミング言語を扱える状態にする

さて、パソコンとネット環境が準備できたとしてもいきなりいきなりプログラミングを行えるわけではありません。

なぜなら、プログラミングをするためにはパソコンをプログラミング言語を扱える状態にしなくてはいけないからです。

これには、ある程度知識のある人でも自前でやると数日は時間が掛かってしまうので、自信が無い人はアプリケーションの開発やデータベースなどをクラウド環境で利用できるサービスを活用しましょう。

そのサービスは統合開発環境と言われていて、アプリケーション開発を行うためのたくさんのツールがまとめられています。

これを活用することで開発中のプログラムをテストしたり、実行したりすることが容易になります。

プログラミング言語を理解する

環境を整えたら、次にやるべきことは何でしょうか。

プログラミング「言語」ということなので、まずは「言語」を全て覚えようと思った人もいるかもしれません。

ただし、プログラミングは言語を全て覚えるものではなく、その言語を使うことでどのような動きをするのかを理解することが必要です。

そのためには、手を動かすことが重要です。

例えば、初心者向けのプログラミングの本を用意して、そこに書かれているソースコードを打ち込みます。

初めての時は、ソースコードを打ち込むだけではそのコードの意味を理解できないかもしれません。

しかし、ソースコードをたくさん打ち込んでいくことで、ソースコードの書き方やルールがわかってきます。

また、本で学習するのであれば自分がやりたいときに学べますし、自分のペースで勉強を進めることができます。

また、きちんとまとめられた本を選べば、その言語を体系立てて覚えることができます。

プログラミングを学べるWebサービスを利用する

他には、プログラミングを学べるWebサービスを利用してスライドや動画で知識を得たりする方法もあります。

それから、教材のサンプルを改造して将来的に自分で開発できるようになる足掛かりにするのです。

改造の仕方としては言語によっても違いますが、文字や文章の配置や色などを変えたり、サンプルのプログラムを何も見ないで自分で書くなどの方法があります。

こういったことを地道に積み重ねることで、知識の理解に繋がります。

このようにして本やWebサービスを活用して最初から順番に学んでいくことで、初心者にとって必要な知識や技術は身についていきます。

初心者向けの勉強会やセミナーに参加する

基本的な知識を身につけたら、初心者向けの勉強会やセミナーに参加するのも良いでしょう。

1人で勉強するだけではモチベーションを保つのが難しいこともあるので、同じ目標やレベルの人と接することで刺激になります。

さらに、プロに実際に教えてもらえるので本やWebサービスだけでは得られない知識を得ることもできます。

最初はスクールが安心

本やWebサービスで学習する方法について紹介しましたが、1人で勉強を進めていくのは難しい人もいるかもしれません。

自分のレベルに合った本を探せなかったり、Webサービスだけでは不明点を解決できないので知識を深められないこともあるでしょう。

プログラミングスクールの入門編がおすすめ

そのような時には、プログラミングスクールの入門編を利用するのがおすすめです。

プログラミングスクールの入門編であれば、初心者向けのカリキュラムになっているので勉強についていけないという可能性は少ないです。

また、不明点があれば講師に確認できるので、わからないことをそのままにするということがありません。

さらに、1人で学習を進めるわけではないので勉強を続けるモチベーションを持続させやすいです。

モチベーションを保つのが大事!

IT業界の未経験者であれば、プログラミングは未知の世界という人も少なくないでしょう。

そのため、ほとんど知らないジャンルについての勉強を続けていくためには、モチベーションを保つのが重要です。

机や椅子にこだわってプログラミングの勉強をしやすい環境を整えたり、勉強会やスクールを活用することで他にも勉強をする人がいると実感することで、今後の意欲に繋げましょう。

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