プログラミングを身につけるなら独学とスクールどっちがいい?

IT業界へのジョブチェンジに有効なのがプログラミングのスキルです。

特にエンジニアとして活躍するなら必須と言って良いでしょう。

しかし、そのスキルを身につけるには地道な努力が必要で、きちんと習得するには独学で大丈夫か、それともスクールに通うべきかで悩みが生じるかも知れません。

この記事では、独学とスクールの特徴を比較しながら、プログラミングについて考えていきます。

プログラミングを始めたい!

近年は、義務教育の現場でも学習機会が確保されるようになったプログラミングですが、これからの時代において更に重要度が高まる存在と言って良いでしょう。

IT技術は今でも色々な部分に浸透していますが、この流れはIoTなどの発展を受けて、益々加速する可能性が高いです。

現在は製品はもちろん製造・流通の過程においても、幅広くITの技術が使われているわけですから、それに伴って多彩な箇所でプログラミングも利用されているのです。

プログラミングの習得には積み重ねと工夫が大切

このようにプログラミングは重要な存在ですが、これの学習を始めること自体は簡単と言えます。

PCがあってコマンドプロンプトが使えれば、最低限のプログラミングを行うことは可能です。

もう少し高度な場合でも、専用のソフトをインストールすれば、それだけで準備は完了します。

このように誰でもトライできる存在でありながら、プログラマーとして活躍できる人間が限定されているのは、習得が簡単ではないからです。

特殊な才能はなくても、努力次第で実力が身につくのですが、挫折するポイントが多いので注意を要します。

プログラミングの習得には積み重ねと工夫が大切です。

言い換えれば、やればやった分、実力が身につくスキルと考えてて良いのですが、この努力の仕方が重要となります。

そのために独学とスクールの、どちらを選ぶかをしっかりと検討することが重要です。

独学とスクールのメリット・デメリット

独学のメリット

プログラミングの習得には独学が重要で、その最大のメリットは自分で考える力を身につけられる点にあります。

お金がかからないとか、好きな時間に学習できると言う利点もありますが、これらはオマケと考えて良いでしょう。

プログラマーとして仕事をしていくには、まずは自身の力で目的を達成するための力を養成することが重要と言えます。

仕様書から構成を考えて、実際にプログラミングして行くのが仕事なのです。

上手くいかなかった時の対処やバグ取りも、自分の力で行うことで実力が高まっていきます。

どこで失敗したかを学び、次からの対策を考えるなど、成長のためには欠かせないことを学ぶには、独学は大切なのです。

独学のデメリット

とは言っても、これからスタートと言う時には、何から手を付けたら良いか判らないことも多いでしょう。

独学のデメリットは、何もかも自分で考えないとならない点にあります。

これが意外と大変な作業で、最初に何をやり、次にどうしたら良いかが見つからないことは稀ではありません。

特に壁にぶち当たった時には袋小路に陥り、そこで諦めてしまうようなケースは多いです。

まとめると、独学には大きなメリットがあるものの、スタートダッシュや途中で困った時には抜け出すのが困難。
したがって、スクールについても検討してみるのがおすすめとなります。

スクールのメリット

スクールのメリットは大きくわけて三つです。

開発環境が用意されている

まず、開発環境が用意されているのは一つめのメリットとなります。

実はプログラミングはコマンドプロンプトさえあれば今からでも学習できるのですが、これはあくまでも一握りです。

VisualBasicやJAVAを学びたい時には、開発環境を用意する必要があります。

これが最初の関門で、コンパイラとかプラグインと言われても、中々ピンと来ないかも知れません。

したがって、プログラミングを始める時に何が必要なのかを効率よく知るためにはスクールが役立つと考えられるわけです。

キチンとした課題やカリキュラムが用意されている

次に、キチンとした課題やカリキュラムが用意されている点が二つめで、これは非常に役立つ部分と言えます。

何事も自分のレベルにあった課題に取り組むことは重要ですが、独学の場合には、これが中々難しいもの。

この点でスクールなら初心者から上級者に至るまで、多彩なカリキュラムが用意されているため着実なステップアップを目指せます。

特に独学では簡単なプログラムは組めるようになっても、そこからの成長が難しい時期がありますが、スクールを活用すれば伸び悩みも克服しやすいでしょう。

専門家のサポートを受けられる

最後に三つめとなるのが、専門家のサポートを受けられる点です。

当然ですが、独学では講師のサポートがありませんので、情報収集が極めて大変となります。

これに対してスクールでは、現場に立った者だけがわかるような知識・ノウハウを持っている講師もいるので、貴重なアドバイスを受けることも期待可能です。

これから勉強しておくべき言語についてや学習の方向性、おすすめの開発環境など、一人では中々解決できないような悩みに対しても、答えをくれるはず。

もちろん、何をしてもうまくいかないような時には、有益なサポートを望めるでしょう。

スクールのデメリット

このように良いこと尽くしに見えるスクールですが、デメリットもあります。

中でも最大のデメリットは、スクール選びを間違うと費用も時間も無駄になると言う点。

明らかに自分のレベルに達していないカリキュラムや、逆について行けないほどの難解な課題が用意されているような時は、役に立たない可能性が高いです。

この解決策としては、選ぶ際にスクールの内容を見極めていくことが大切となります。

しっかりと情報を集めて、慎重に判断していくようにしましょう。

独学は大変だが実力がつく

スクールと比較すると、独学は自分で課題を見つけて克服しないとならない点で、とても大変です。

しかし、困難であるからこそ手に入るものも大きく、実力を高めるためには非常に有益と言えます。

問題が生じた時には分析して自分で解決する、と言うことを繰り返すことで、プログラマーとしての実力が高まっていくのです。

大変に感じるかも知れませんが、やればやった分は実力に反映されていくはずですから、諦めずに地道な努力を心がけてみてはいかがでしょうか。

独学とスクールの併用もオススメ

なお、それでも独学では壁に当たることがあります。

その時には思い切ってスクールを併用していくのもおすすめです。

基礎を固めるにも役立つので、学習スタートの時点で利用していくのも効果的でしょう。

プログラミングを始めてみましょう

プログラミングはやった分だけ実力になってきますから、今からでもチャレンジして経験を積んでいくと良いでしょう。

インターネットや書籍で情報を探して、取り組んでみてはいかがでしょうか。

しかし、転職を考えると、独力でプロレベルに至れるのかどうかは悩ましいはずです。

信頼できるスクールを利用すれば、悩みや不安を解消する切っ掛けになりえますので、検討してみましょう。

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