
転職活動を進めるなかで、「職務経歴書や履歴書になにを書けばよいかわからない」や「職務経歴書に書くことが何もない」と悩んでいる人もいるでしょう。
本記事では、職務経歴書に何を書けばよいかわからない理由や対処法について解説します。読み終えれば、職務経歴書についてのわからないことが解消されるため、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
職務経歴書に何を書けばよいかわからない理由
職務経歴書に何を書けばよいかわからない理由として、以下の2つが挙げられます。
- 職務経歴書に書けるほどの職歴がない
- ブランク期間の説明の仕方がわからない
上記に当てはまる人でも、これから説明する対処法をとれば、職務経歴書をスムーズに作成できます。
職務経歴書に書けるほどの職歴がない
「社員として働いた経験がないから、職務経歴書に書く職歴がない…」と悩む人が一定数居ますが、社員として雇用された経験だけでなくアルバイトも立派な職務経験です。
アルバイトを通じて培った接客スキルやリーダーシップなどは、選考の際にアピールできるポイントとなり得ます。企業としては、これまでにどんな経験をしてきたのかや、どんなスキルを保有しているかを見ているため、過去の雇用形態は重要視していないケースも多いです。
社員として雇用された経験がない人もアルバイト経験を職務経歴書に記載し、自分は何ができてこれから何をしたいと思っているのかを強くアピールしましょう。
ブランク期間の説明の仕方がわからない
経歴にブランク期間があり、選考の際にどのように説明すればよいかわからない人は、書き方を工夫して、採用担当者にポジティブに捉えてもらえるように努力しましょう。
「ブランク期間がある=転職活動が不利になる」と考える人もいますが、書き方次第でブランク期間はアピールポイントになります。資格取得のための勉強に励んでいた、親の介護をしていた、といった説明をすれば「真面目な人」という印象を与えることも可能です。
ブランク期間があるからといって、引け目を感じたり隠したりする必要はなく、同じブランクでも書き方を工夫すれば企業に好印象を与えられるでしょう。
職務経歴書に何を書けばよいかわからない場合の対処法
職務経歴書に何を書けば良いかわからない場合、キャリアの棚卸しをして、自分の経歴を整理しましょう。「キャリアの棚卸し」と聞くと難しそうに感じる人もいるかもしれませんが、レベルの高いことを書く必要はありません。「1日に○人接客」「1日に○枚の伝票処理」といった具合に、これまでに経験した仕事を書き出して、数字で表してみてください。
「特別な賞をとった」「営業成績が1位だった」といった経験は当然素晴らしいものですが「上司に褒められた」「お客様に感謝された」などの経験でも、十分企業へのアピールポイントになります。褒められた状況を思い出し、具体的に何が評価されたのか思い出して、職務経歴書に記載しましょう。
職務経歴書を作成する目的は、志望職種に適性があることを企業に伝えることであるため、書き出した経験や強みのなかから、志望職種に相応しいものを記載しましょう。自分の魅力を存分にアピールできる職務経歴書を作成できるかどうかで、企業への印象も異なるため、なるべくアピールポイントを具体的にしておくことが重要です。
職務経歴書に書き方がわからない場合は転職エージェントに相談してみよう
職務経歴書の書き方がわからない人は、転職エージェントに相談することで、転職活動を効率的かつ最適な手順で進められるでしょう。転職エージェントとは、登録者の転職をサポートしてくれるサービスのことです。
とくにおすすめの転職エージェントは、以下の3つです。
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- doda
転職エージェントに登録すると、キャリア面談・応募先の企業選定・書類添削・面接対策・内定先との年収交渉などのサービスを無料で受けられます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、利用者から「マッチング率が高い」という評価を得ています。
また、キャリアアドバイザーが将来を見据えたカウンセリングをしてくれるため、目先の目標だけでない長期的なキャリアを描けるでしょう。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、独自の求人をたくさん保有しているため、他にはない企業に出会えます。求人数保有量もトップクラスなため、幅広い選択肢から応募先を選べます。
転職者の売り込みや、年収の交渉などが得意な点も魅力のひとつです。
doda
dodaは、転職フェアや個別面談会といったイベントを頻繁に開催しています。企業から直接オファーが届く機能も実装されています。
また、年収診断や転職タイプ別診断といったコンテンツがある点も特徴的です。
職務経歴書は難しく考えないことが大切
職務経歴書を書くにあたって「書き方がわからない」と悩む人はたくさんいますが、職務経歴書の書き方を難しく考える必要はありません。職務経歴書は経歴を伝えるだけではなく「企業に適性をアピールするためのもの」という目的を押さえられれば十分です。
本記事の内容を参考に、志望企業に採用されるために魅力的な職務経歴書を作成してみてくださいね。