ITエンジニアの実績をアピールする方法とは?

ITエンジニアとして転職を考えているけど、どのように実績をアピールすればよいのかわからないと感じている方が多いのではないでしょうか。

今回はそのような方たちに向けて、ITエンジニアの実績をアピールする方法を紹介します。

経験年数や言語のアピール方法、アピール方法のお手本についても紹介しますので参考にしてみて下さい。

自分の実績をどうアピールする?

ITエンジニアの実績をアピールするには、仕事でどのようなスキルが必要なのかを確認することが大切です。

ITエンジニアに必要なスキルには、CPUやOSなどコンピュータの基礎知識やプログラミング言語の知識などがあります。

他にもデータベースやネットワーク、ソフトウェア設計力などのスキルが必要です。

このようにITエンジニアには、これらの仕事で必要な知識をアピールすることが大切であるといえますが、ITエンジニアの転職において最もアピールすべき点は、コミュニケーション能力です。

コミュニケーション力の実績をアピールする

ITエンジニアというと、一人で黙々と作業するというイメージが強いですが、クライアントとのやり取りも結構多いという特徴もあります。

クライアントとのやり取りの中で、どのようなことを要求しているのかをしっかりと聞き出すには、コミュニケーション力は必須であるといえます。

またクライアントから聞き出した要求をどのように実現していけばいいかをチーム内で考える必要があるので、その際にもコミュニケーション能力は必要です。

このようなことからITエンジニアの転職の際には、技術力以外にもコミュニケーション力の実績をアピールすることがポイントになります。

志望動機で実績をアピールする

他にも志望動機で実績をアピールすることも大切です。

志望動機を伝える際には、過去・現在・未来の3つに分けて伝えることがポイントになります。

過去のことを伝える際には、自分が今までどのような実績を残せていたのかをアピールしましょう。

その上でどのようなことが今できるのかを伝えることが大切です。

それらを踏まえた上で、将来のビジョンを話すことが有効です。

過去の実績を話した上で、現在何ができるか、未来ではどうなりたいのかをアピールすることにより、企業側は自社の方針や方向性と合っているかどうかを判断することができます。

経験年数や言語、ポートフォリオがカギ

自分の実績をアピールするのであれば、 経験年数や言語、ポートフォリオがカギとなります。

経験年数

まず経験年数でいえば、企業は即戦力となるITエンジニアを求めていることが多いので、自分が働いてきた年数をアピールすることは有効です。

もし経験年数が足りないと感じているなら、スクールなどに通ってスキルを磨くのもいいでしょう。

経験年数をアピールする時には、自分がどんなプロジェクトに関わって、どのような成果を上げたのかを一緒に伝えることがポイントになります。

言語

ITエンジニアの転職において使用できる言語をアピールすることも大切なポイントです。

ITエンジニアの転職において需要が高い言語は、JavaやJavaScriptです。

特にJavaはアプリやゲーム、Webサイトなどのバッグエンド処理などさまざまなシーンで使われることが多く、最も標準的な言語といえます。

Javaはこの先も需要が高い言語と言えるので、しっかりと身につけておくことが大切です。

転職時に使用できる言語をアピールするのであれば、Javaに加えて他の言語も使用できるということをアピールするのが最も効果的です。

ポートフォリオ

転職時に自分の実績をアピールする方法として有効なのが、ポートフォリオです。

ポートフォリオとは「書類入れ」という意味がありますが、自分の実績をアピールするための成果集を指す場合もあります。

ITエンジニアがポートフォリオを作るメリットは、口下手であっても自分のスキルをしっかりと面接官に伝えることができる点です。

他にもポートフォリオを作ることによって、自分が意欲的であることを採用担当者に知らせることができます。

ポートフォリオ作成サイトやホームページを利用する

ポートフォリオを作成する場合には、自分で0から作るのではなく、ポートフォリオ作成サイトやホームページを利用するのが有効です。

ポートフォリオ作成サイトを利用すれば、時間をかけることなく、比較的スムーズに作ることができるからです。

ポートフォリオを作成する際には、自己紹介文と自分の関わったプロジェクトの紹介の2つの項目を入れるのがポイントになります。

お手本のアピール

ITエンジニアの自己アピールのポイントと例文を紹介します。

まず自己アピールのポイントは、転職を希望している企業が求めている人材やスキルは何なのかを見極めることです。

それらを踏まえて自分の経験やスキルを棚卸しましょう。

例えば顧客との関係を重視している企業であれば、このような自己PR文を作ることが有効です。

自己PR例文1

SEとして一番大切なことは、顧客との信頼関係だと考えております。

自分はエンジニアとして顧客との信頼関係を築くためにこれまでも努力しており、3つの要素を大切にしてきました。

その3つは何かというと、問題意識・責任感・技術力です。

システムを構築する際には、顧客がどのような要望を持っているかを細かく確認し、少しの修正も発生しないように、他所への影響や運用の問題などを常に考える癖をつけています。

これらの3つの要素を意識しながら、顧客とコミュニケーションをしっかりとりつつ、エンジニアとしての能力を高めていきたいと考えています。

次にネットワークエンジニアを募集している企業へ応募する際の自己PR文をお手本として紹介します。

自己PR例文2

サーバ・ネットワークに関する提案や設計、構築や保守、運用を3年間行ってきました。

ネットワーク監視網の提案・設計においては、人員計画や予算管理などのチームリーダー的なプロジェクトの管理も経験しています。

これらのリーダ的な経験を活かして今後はリーダとしてのスキルや経験を発揮したいと考えています。

さらに信頼性を求められるようなネットワーク構築に挑戦していきたいと考えています。

効果的なアピール方法で転職を成功させよう

ITエンジニアとして転職を成功させたいのであれば、コミュニケーション力と使用できる言語をアピールすることです。

それらをアピールする際にはポートフォリオを作成することがポイントになります。

ポートフォリオは1から作るとなると時間がかかってしまい大変なので、作成サイトやホームページを利用して作成するようにしましょう。

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