
私たちが転職をするためにはさまざまな方法があります。
ざっと上げるだけでも知り合いに紹介してもらう方法、就職サイトまたは就職エージェントに登録する方法、ハローワークに行って求人情報を探すといった方法があります。
実は近年企業側が新しく社員を採用する方法としてSNSを活用することが多くなっています。
ここではエンジニアがSNSを活用して転職する方法について解説していきます。
twitterでエンジニアを募集している企業は多い

エンジニアという職業は、今後も日本のみならず世界の経済を発展させていく上で重要な存在になることは間違いないですし、事実エンジニアの需要はどんどん高まっています。
ところが実際はエンジニアの仕事はどんどん増えているにもかかわらず、肝心のエンジニアの人口が一向に増加していないのが現状で、現在エンジニア業界は深刻な人材不足に陥っていると言われています。
将来的には更に人員不足に陥っていると言われていて、どの企業も優秀なエンジニアを一人でも多く獲得しようと必死なのです。
そのため求人サイトや転職サイト、転職エージェントなどに掲載されている求人広告を見るとエンジニアを募集している広告がとても多いです。
企業側は当然従来からある新たな人材を獲得するためのツールを最大限に活用しているわけですが、それとは別に特にSNSを利用して新しいエンジニアを募集している企業が増えてきています。
特にTwitterを利用してエンジニアを募集している企業がとても多く、実際にTwitterの求人募集を見て就職したり転職に成功したエンジニアが数多くいます。
企業側がエンジニアを獲得するためにTwitterを活用している最大の理由はその圧倒的な拡散力です。
Twitterは多くのユーザーが利用していますが特に20代、30代の若者が利用している確率が高く、20代30代のユーザー数は1,000万人をこえているといわれています。

twitter転職の方法

エンジニアが実際にTwitterを利用して転職するにはどのような手順を踏めばよいのでしょうか。
Twitterを利用した転職先の探し方は大きく分けて企業側がTwitterで求人募集を出しているのを探す方法と、自分自身が転職先を募集する方法との2つがあります。
企業側がTwitterで求人募集を出しているのを探す方法
まず企業側がTwitterで求人募集をしているのを探す方法ですが、すでに転職したい企業があるならばその企業の公式アカウントをフォローしましょう。
あとは毎日その企業のアカウントをチェックし、ひたすら求人募集のツイートをするのを待つだけです。
求人募集を出したらリプライなどで転職を希望していることをアピールしてください。
アピールの際には今までの経験や扱えるプログラムなどアピールできるポイントを簡単にまとめておくと良いでしょう。
ハッシュタグを使って求人募集をしている企業を探す
特に就職したい企業が決まっていないが転職を希望しているという人はハッシュタグを使って求人募集をしている企業を探すのが最も効率的です。
「#エンジニア募集」などで検索をかけてみるといくつかヒットするのではないでしょうか。
気になる企業を見つけたらその企業のツイートやホームページなどをチェックし、働いてみたいと感じたのであればエントリーしてみると良いでしょう。

自分自身が転職先を募集する方法
次に自分から転職希望していることをツイートする方法ですが、いくらツートしても企業側に見てもらわなければ意味がないので、自分から転職を希望しているツイートを投稿する際には企業側からの採用募集と同様、かならずハッシュタグをつけるようにしましょう。
ハッシュタグは1つだけではなく、より多くの企業に見てもらえるよう複数つけると良いでしょう。
そしてツイートの文章には企業側からの募集にリプライするときと同様に自分の経歴やスキルを記載します。
twitter転職の注意点

TwitterなどSNSを利用してエンジニアが転職する際にはいくつか注意しておかなければいけないことがあります。
転職をしているのが知られる
まずTwitterというのは不特定多数の人がいろいろな人のツイートをチェックできるため、転職をしているのが知られるというデメリットがあります。
特に転職活動中に同じ職場で働いている人に見つかるとややこしいことになるかもしれません。
転職活動をしていることがほかの人に知られても構わないという人ならば良いですが、もしほかの人に転職活動をしていることを知られたくないというのであればTwitterをはじめとしたSNSを利用しての転職活動は不向きなもしれません。
個人が特定される可能性が高い
実は転職希望委のツイートをして転職を成功せるためには企業側から魅力的な人物だと思ってもらえるよう、自分自身をさらけ出さなければいけません。
自分自身をさらけ出すということは個人が特定される可能性が高いということは何となくわかるのではないでしょうか。
またTwitterなどを利用して求人希望を出して企業側から反応があった際には実際に企業との面談をする日時や年収、入社日などの交渉を全て自分自身でおこなわなければいけません。
スケジュール管理が大変
特に多数の企業からオファーがあった場合にはスケジュール管理が大変です。
スケジュール管理をしていてとてもすべての企業のオファーにこたえられない場合はその旨をしっかり伝えて断る決断も必要となります。
そもそも年収や入社日などの交渉は自分自身で行わなければいけないですから、TwitterなどSNSを利用して転職をしようと考えているのであれば、企業側の圧力に負けず自分の意向を伝える事ができるような強いハートが必要になると言えるでしょう。
そしてツイートに記載できる文字数は100文字程度のため待遇情報などが不足していることも多いです。
先ほども書きましたが気になる企業が見つかったら必ずホームページを確認するなり、担当者に直接問い合わせるなりして待遇に関しては確認しておきましょう。
エンジニアの転職はSNSも積極的に活用しよう
SNSを利用して社員を募集する企業は年々増加傾向にありますが、そんな中でもエンジニアをはじめとしたWEB関連の業界はSNSを利用した求人募集が盛んです。
時には通常の求人サイトには記載されていないような突発的な人員募集をすることもあるので、エンジニアの人で転職を考えている人はTwitterをはじめとしたSNSは常にチェックしておいて損はありません。